2012年3月号
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巨石探訪1 和与石
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巨石探訪(1)
和与石(八面山)
 大宝元年(701)八幡大菩薩が衆生済度のため如意宝珠(一切の願い事がかなえられる珠)を英彦山権現より賜ろうと思い、宇佐の小倉山から英彦山に行った。そこへ法蓮(八面山開基の僧にあって、当時英彦山で修行)が来て 「私はまだ宝珠を見たことがない」
 という。
 権現が珠を見せようと法蓮の前に置くと、八幡に奉仕する翁が出て来て珠は私に渡して欲しいといって、欺いて持って逃げたので法蓮は大変怒り「諌山郷南の高山(箭山)まで追いかけ大菩薩を大声で問責するとその声が伊予(四国)石鎚山まで聞こえた。
 大菩薩は金色の鷹となり金色の犬(翁)を召しつれて飛んで帰ってきた。そして八面山の大きな岩の上で話し合った。「私は八幡大菩薩である。私に宝珠を渡すなら、宇佐に乗迹のときは、神宮寺別当に任ぜよう」というので法蓮は和与(和解)した。
 そして八幡は永く宝珠を得ることができ、法蓮も神宮寺の別当となった。この話し合いをした大きな岩を、和与石と呼んでいる。
(八面山縁起による)

 八面山は、別名箭山ともいわれ、その昔山岳信仰が盛んで山頂には神功皇后を祀る箭山神社がある。古くは山頂に堂社や仏閣が数十棟建ちならび多く寺僧や社官が仕え大いに繁栄していた。山内には他にも多くの巨石が存在している。
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