2012年6月号
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田染荘 御田植祭
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田染荘 小崎地区
御田植祭

 奈良時代、743年の墾田永年私財法によって開墾され宇佐神宮の重要な荘園として管理されてきた豊後高田市の田染荘は、平安時代あるいは鎌倉時代から集落や水田の位置がほとんど変わらずに残されているということで、とても貴重なものとされ、平成22年8月、「景観の国宝」にあたる国重要文化的景観として選定。また、平成23年12月には、地域の文化や自然遺産を未来へと伝えるものとして、日本ユネスコ協会連盟の第3回プロジェクト未来遺産に登録されている。
 6月10日、梅雨の合間の晴れた日曜日、宇佐神宮へ納める米を作るための約十五アールの田で「田染荘御田植祭」が催された。一般参加も可能ということで市内外から約1,200人が参加。別府大学・九州大学の学生・留学生も参加し大いに賑わった。
 宇佐神宮による神事のあと、ほら貝の合図があると張り子の牛・子牛が登場。また中世の衣装を身に着けた早乙女の役は留学生の女性が担当。田植え前の代掻きアトラクションとして観客を楽しませた。
 本番の田植えは、田の中央に向かい合って一列に並び、合図とともに綱につけられた目印のところへ苗を植えていく。参加者は皆泥だらけとなり、初夏の田植えを楽しんでいた。
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